ウエディングドレスのデザイン、制作するのがウエディングドレスデザイナー。ウエディングデザイナーは、自社ブランドを立ち上げている場合は、自社ブランド用のウエディングドレスの制作がメインとなり、オーダーメイド専門で制作をしている場合は、制作依頼に応じてウエディングドレスの制作をしています。ウエディングドレスデザイナーとして活躍されている方の多くは、オーダーメイド専門店に勤務されている方達になります。
ドレスには様々なパターンがあり、アルファベットの“A”を象ったAライン、腰から下がふんわり広がったブリンセスライン、上半身から腰、膝のあたりまでフィットしているマーメイドライン、全体的にシルエットが細くストレートなスレンダーライン、肩紐がなく首から指先まで素肌を出すビスチェドレスなど様々な種類がある中で、依頼者の要望やイメージを聞き取り、ウエディングドレスの色・生地・飾り・刺繍などを考慮してデザイン、制作を行います。
また、オーダー専門店のウエディングドレスデザイナーは、いかに依頼者のイメージ通りのウエディングドレスを制作出来るかが重要なポイントとなっており、様々なパターンから依頼社に合ったドレスを提案し、制作を行います。
ウエディングドレスデザイナーの働く業界
オーダードレス専門店、デザイン事務所、ウエディングドレスブランド、結婚式場などで活躍をされていますが、独立して自社ブランドを立ち上げる方も存在します。
- オーダードレス専門店
- デザイン事務所
- ウエディングドレスブランド
- 結婚式場
- 自社ブランド立ち上げ
ウエディングドレスデザイナーになるには
ウエディングドレスデザイナーとして働く際には、特に必要な資格はありませんが、日本ファッション教育振興協会の洋裁技術検定やファッション色彩能力検定などの資格を取得していると就職には有利でしょう。
ウエディングドレスデザイナーになりたいなら、被服専門学校やデザイン学校などに通い、基本的な知識や技術を身に付けて、デザイナーのアシスタントなどの経験を経てデザイナーを目指すのが一番でしょう。