子供が音楽やリズムに合わせて体を動かしたりする音楽指導法を用いて指導をするのがリトミック指導員。リトミックとは、幼児や子供が音楽やリズムに乗りながら、ボールを使ったりフープを使ったりして、子供のリズム感を養ったり集中力や創造性などを養う音楽指導法の事で、心の教育や人間教育や自立心を育てる為の情操教育、音感やリズム感や音楽の楽しさを通じて音楽の基礎を育てる為の音感教育、言語や数や感覚などを育てる為の生活習慣の3つの教育を三位一体の指導システムとして、子供達が楽しみながら自然に身に付ける事が出来るように開発された教育方法であり、リトミックを行いながら指導するのがリトミック指導員です。
幼少期の子供と一緒に、ピアノ演奏やリズミカルな音楽に合わせて走り回ったり、ボールやフープなどの道具を使って遊んだり、色んな道具を使って工作をしたり、子供が興味を持った物などのお絵かきなどをして、リトミック指導員は子供と一緒に楽しみながら指導を行います。
幼少期は子供の性格や潜在能力に大きく影響を及ぼす重要な時期である為、音楽やリズムを中心に用いる事で、心身の調和・豊かな感性・創造性などを育むことを目的としています。
リトミック指導員の働く業界
全国各地で開催されているカルチャースクールや楽器教室などにある幼児教室、保育士免許と併用している場合は幼稚園や保育園などでも募集がされています。
リトミック指導員になるには
リトミック指導員として働く際には、国立音楽院に入学するなどをしてリトミック指導員資格を取得したり、大学などで保育士免許を取得すると就職に有利でしょう。