マッサージやセラピーについて勉強したい、セラピストになりたいという方は、タイ古式について学んでみませんか。
タイ古式とはタイの伝統医学の一つで、マッサージやボディセラピーによって身体を整える施術です。
昨今では、タイ古式は癒されるだけでなく、予防医学の一つとしても注目されています。
そのため、とても人気のあるマッサージやボディセラピーです。
今回は、タイ古式の資格やエキスパートの仕事内容、おすすめの資格などを徹底解説します。
タイ古式整体は、とてもやりがいのある仕事なので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
タイ古式は、タイ古式マッサージなどともいわれる、タイの伝統医学の一つです。
その歴史は約2,500年前と古く、起源はインドともいわれており、中国の指圧とインドのヨガを合わせたのがタイ古式マッサージやボディセラピーになります。
特徴は、頭から足のつま先までマッサージやボディセラピーをすることです。
「セン」といわれるエネルギーの線をゆっくりと刺激することで、免疫力や自然治癒力を高めるといわれています。
タイ古式のマッサージやボディセラピーは「痛い」「施術方法がアクロバティック」などというイメージがあるでしょう。
確かに普通のマッサージとは違い、タイ古式マッサージは施術がまるでプロレスのようでアクロバティックです。
しかし、世界一気持ちいいマッサージといわれ、昨今人気の施術・ボディセラピーです。
タイ古式の資格には、国家資格はありません。
タイ古式のマッサージやボディセラピーは資格がなくてもできます。
しかし、マッサージやボディセラピーは人の体に関わるため、専門的な知識が必要です。
タイ古式マッサージやボディセラピーの十分な知識や技術がないまま施術してしまうと、体に痛みなどの悪影響を及ぼす可能性があります。
タイ古式のマッサージやボディセラピーを仕事としてしたい場合は、知識と技術をつければ、お客様を満足させることができるでしょう。
知識や技術を身に着けるには、タイ古式のマッサージやボディセラピーの民間資格を取得するのがおすすめです。
資格を取得したり知識を習得したりするには、通信講座やスクール、さらにはタイに留学し現地のスクールなどに通う方法があります。
おすすめは、通信講座を利用してタイ古式の民間資格を取得する方法です。
通信講座は在宅で講座を受講でき、自分のペースで学習しながら資格を取得できます。
講座の内容も、現地で知識や技術を学び、経験も豊富な講師が監修しています。
タイ古式のマッサージやボディセラピーを初めて学ぶ方は、わかりやすいテキストを用いた通信講座がおすすめです。
次に、タイ古式整体のエキスパートの仕事内容や勤務場所、年収はどうなのでしょうか。
タイ古式整体のエキスパートの仕事内容や勤務場所、年収は仕事の仕方によっても変わってきます。
タイ古式整体のエキスパートの仕事内容・主な勤務場所・年収を、それぞれ解説します。
サロンなどに勤務するセラピストの主な仕事内容は、お客様への施術です。
施術内容は、たとえばタイ古式整体士であれば、ハーブボールやホットストーンを使った施術などです。
お客様の体調や希望にあわせ、自身の資格やスキルに応じた施術を行います。
また、必要に応じてサロン内外の清掃、事務作業をする場合もあります。
主な勤務場所は、リラクゼーションサロンやタイ古式マッサージの専門店などです。
勤務場所や会社によって、仕事内容は異なります。
年収は、資格やスキルによって異なりますが、200万円〜500万円程度です。
フリーランスや、開業したタイ古式のセラピストの主な仕事内容は、こちらも同じくお客様への施術です。
施術内容も資格やスキル、経験に応じてさまざまな施術を行います。
また、施術場所の清掃や事務作業をすることもあります。
フリーランスや、開業したタイ古式のセラピストはこのほかにも、新しいお客様の営業もします。
サロンに勤めるセラピストとは違い、自分で新しいお客様を開拓していかなければなりません。
営業方法は、チラシを作って近所にポスティングしたり、既存のお客様から紹介してもらったりします。
それだけでなく、SNSやホームページなどで宣伝することも必要です。
フリーランスのタイ古式セラピストの勤務場所は、自宅などで開業した場合は自宅や開業した場所、またお客様のいるところに行って仕事をすることもあります。
フリーランスや開業したタイ古式のセラピストの年収は、1人でやる場合は300万円程度、従業員を雇う場合は500万円程度が見込まれます。
カルチャーセンターの先生は、タイ古式のマッサージやボディセラピーなどを、カルチャーセンターや健康教室などで教えるのが主な仕事です。
また、フリーランスのセラピスト同様、営業活動が必要な場合があります。
カルチャーセンターの先生は、フリーランスならどの職業でもいえることですが、人気の先生にならないとやっていけないでしょう。
そのためには、SNSやホームページ、自身のブログなどで自分を宣伝しなければなりません。
カルチャーセンターの先生の主な勤務場所は、カルチャーセンターや地域の健康教室になります。
カルチャーセンターの先生の年収は、200万円〜1000万円といわれています。
人気になれば大きな収入を得られるでしょう。
タイ古式整体のエキスパートとしてのやりがいは、人の役に立てることと、人を癒すことができることです。
タイ古式整体やタイ古式マッサージ、ボディセラピーと聞くと、リラックスやリフレッシュといったイメージがあります。
しかし、タイ古式マッサージやボディセラピーはそれだけではありません。
タイ古式マッサージやボディセラピーは、肩こりや腰痛の改善にも役立つといわれています。
また、タイ古式マッサージやボディセラピーは、予防医学にもなるといわれていて、1人ひとりの症状を改善することで、人の役に立てるでしょう。
もちろん、人を癒すこともできるので、大きなやりがいになるでしょう。
そんなやりがいのあるタイ古式の資格ですが、タイ古式の代表的な資格は次の3つです。
タイ古式整体セラピストは、日本メディカル心理セラピー協会の認定資格です。
タイ古式マッサージの歴史や、人間の体についてなどのタイ古式マッサージ全般の知識と、実用的なスキルの習得を証明する資格です。
ボディセラピーに必要な人間の生理解剖学や、食事についての知識もあると認められます。
資格取得後は、タイ古式整体セラピストとして、サロンなどで施術者として活躍できるほか自宅などで開業できます。
タイ古式関連の資格であれば、タイ古式整体セラピストは取得して損はない資格でしょう。
タイ古式整体士は、ハーブやホットストーンなどの道具の扱い方や施術の注意点など、タイ古式マッサージについての技術を持っていると認められます。
日本インストラクター技術協会の認定資格です。
また、タイ古式整体セラピスト同様、タイ古式マッサージの全般的な知識と実用的なスキルが求められます。
タイ古式整体士を取得後は、サロンなどでの施術者としてはもちろん、その知識を伝える講師としても活躍できるでしょう。
タイ古式整体士は、通信講座によっては、先ほどのタイ古式整体セラピストと同時に取得できます。
タイ古式マッサージセラピストは、タイの伝統医学や、センと呼ばれるエネルギーの線についての知識を持っていると認められる資格です。
タイ古式マッサージセラピストの資格は、スクールの受講が主で、数日で取得が可能です。
講座によっては、講座自体が現地のスクールと連携して、現地のタイ古式マッサージの知識やスキルを習得できます。
先ほどの2つの資格より少々費用がかかりますが、タイ古式マッサージの資格ではおすすめです。
次に、タイ古式整体のエキスパートになるためのおすすめの資格についてご紹介します。
タイ古式の資格の中でも、タイ古式整体のエキスパートになるためにおすすめする資格は、次の通りです。
まずおすすめしたいのが、タイ古式整体セラピストです。
タイ古式整体セラピストは、タイ古式の歴史や、人間の体のつくりなどタイ古式マッサージに関する知識を有する人に得られる資格です。
タイ古式整体セラピストは、「タイ古式整体資格検定」という認定試験があります。
タイ古式整体資格検定の概要は次の通りです。
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
申込方法 | 試験を主催する協会の公式サイトから申込 |
試験はインターネットから申し込みが可能で、在宅受験になります。
また、タイ古式整体資格検定の試験期間などは、次の通りです。
資格検定試験 | 2カ月に1回の開催(2,4,6,8,10,12月の偶数月) |
申込期間 | 試験期間の1カ月前 |
試験期間 | 受験該当月の20~25日 |
答案提出期限 | 受験した月の30日まで(2月は28日) |
合格発表 | 受験翌月の20日 |
提出期限は受験した月の30日までですが、試験が20日から25日なので、余裕を持って受験ができます。
タイ古式整体士は、ハーブボールやホットストーンなどの扱い方や施術の注意点、タイ古式マッサージに関する技術について理解している人に得られる資格です。
タイ古式整体士にも「タイ古式整体士資格検定試験」という認定試験があります。
タイ古式整体士資格検定試験の概要は次の通りです。
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
申込方法 | 試験を主催する協会の公式サイトから申込 |
申込は、試験を主催する協会の公式サイトから簡単にできます。
受験方法は、在宅で試験期間中に所定の問題を解答し、提出期限までに解答用紙を郵送します。
また、申込期間や試験期間などは、次の通りです。
資格検定試験 | 2カ月に1回の開催(2,4,6,8,10,12月の偶数月) |
申込期間 | 試験期間の1カ月前(例:2月受験の場合、1月1日~31日まで) |
試験期間 | 受験該当月の20~25日 |
答案提出期限 | 受験した月の30日まで(2月は28日) |
合格発表 | 受験翌月の20日 |
申込期間が1カ月もあるので、仕事などで忙しい方も余裕を持って申込ができます。
こちらも、2カ月に1回の試験なので、ご自身のスケジュールに合わせて受験が可能です。
上記のように、独学で試験を受けて資格を取得する方法もありますが、通信講座を利用すると効率よく資格を取得できます。
資格取得におすすめの資格講座は協会認定の2つの講座で、受験免除で資格取得ができる特典があります。
まず、諒設計アーキテクトラーニングのタイ古式整体セラピストW資格取得講座です。
在宅で、1日30分からの学習で、タイ古式整体セラピストとタイ古式整体士の資格がダブルで取得できます。
10年以上の実績を持つ専門講師が、テキストなどの監修を行っており、初心者の方でも分かりやすい講座です。
タイ古式整体セラピストW資格取得講座は、基本講座とスペシャル講座の2つがあります。
まず、基本講座についてご紹介します。
対象となる資格 | タイ古式整体セラピストタイ古式整体士 |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6カ月(最短2カ月) |
添削回数 | 5回 |
基本のコースでは、講座を卒業後にそれぞれ試験を受け、合格によって資格が取得できます。
あまり費用がかからないようにしたい方におすすめのコースです。
次に、スペシャル講座についてご紹介します。
対象となる資格 | タイ古式整体セラピストタイ古式整体士 |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6カ月(最短2カ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
こちらのコースでは、卒業課題を提出することで試験免除となります。
講座の卒業と同時にタイ古式整体セラピストとタイ古式整体士の両方が取得できます。
2つ目は、SARAスクールジャパンのタイ古式資格取得講座です。
タイの現地で知識と技術を学んだプロの講師の監修で分かりやすいテキストと問題集になっています。
また、最短2カ月でタイ古式整体セラピストとタイ古式整体士の資格が取得できます。
こちらの通信講座でも、基本コースとプラチナコースという2つのコースがあります。
まず、基本のコースからご紹介します。
対象となる資格 | タイ古式整体セラピストタイ古式整体士 |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6カ月(最短2カ月) |
添削回数 | 5回 |
こちらのコースは試験対策コースで、受講料を抑えて学習し受験に挑みたい方におすすめのコースです。
次に、プラチナコースについてご紹介します。
対象となる資格 | タイ古式整体セラピストタイ古式整体士 |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6カ月(最短2カ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
こちらのコースは、受講し課題をクリアした後、卒業課題の提出によって受験免除となりタイ古式整体セラピストとタイ古式整体士の資格が取得できるコースです。
短期間でどちらの資格も取得したい方におすすめです。
タイ古式整体の関連資格は、どれもタイ古式マッサージやボディセラピーに関する専門的な知識を持つことが認められる資格です。
また、近年ではタイ古式マッサージやボディセラピーが注目されているため、リラクゼーションサロンはもちろん、さまざまな場所で重宝されています。
タイ古式マッサージやボディセラピーは、人のためになるだけでなく、その知識を持っていることで自分にも役立ちます。
そして、癒しだけでなく、体質改善や身体機能の低下予防にも繋がるので、お客様に「あなたのおかげで良くなった」「助かった」などと言われたらうれしいですよね。
タイ古式のマッサージやボディセラピーに興味を持った方は、ぜひ関連資格の取得の検討をしてみてください。