現在、多くのハンドメイド作品がフリマサイトやSNSを通して販売されています。
中でもレジン作品は、人気のハンドメイド品として人気を集めています。
ハンドメイドの世界でも人気の「レジン」の資格取得は、どんなメリットがあるのでしょうか。
資格取得方法やおすすめの通信講座についてまとめました。
「レジン」とは、樹脂のことを指します。
このレジンには種類があり、1つの液体を使用する「UVレジン」と、2つの液を混ぜて使用する「エポキシレジン」があります。
使用するレジンの種類は作品によって使い分けますが、最近ではUV(紫外線)ライトを使って簡単に固められるといった手軽さが人気の「UVレジン」が主流となっています。
ハンドメイド作品の人気の上昇にともない、レジン作品を作るための材料などは専門店や手芸ショップに行かなくても、近所の100円ショップでも手軽に入手できるようになってきました。
このように、レジンを使ったハンドメイドは、誰でも気軽に始められるハンドメイドと言えるのではないでしょうか。
多くのハンドメイド作品がSNSやフリマサイトで気軽に売買されている今、レジン作品は人気も高いです。
レジンの材料は、専門店へ行かなくても100円ショップ等で簡単に準備できるため、自分好みの作品を容易に作成できる非常に門戸の広いハンドメイドの世界でもあります。
レジンを始めたい場合には、レジン作家として働いている方に学んだり、作家として活躍している方の書籍や、動画で配信されているものを元にして、独学で作品作りを学んでいる方がほとんどです。
レジンを学ぶ場合にはインターネットの記事や動画で作品作りについて紹介をしているものを検索すれば、非常に多くでてきます。
従って、レジン制作については膨大な量の情報が出回っているのがわかります。
趣味の範囲でレジン作成を行う場合や、資格の取得を考えていないという場合には、自分の必要な情報だけに焦点を当てて、レジンについて学ぶのもコスパのよい方法でしょう。
しかし、膨大な情報の中から「資格取得」のための情報を探すのは非常に困難とも言えます。
レジンの資格取得には、他にも教室やスクールに通う方法があります。
教室やスクールにはレジンを使ったアート別の講座もありますが、趣味や初心者向けのものが多く、資格取得をメインにしているものが少ないのも現状です。
この他に、通信講座を利用したレジンの講座があります。
通信講座の場合、技術的な面を学ぶよりもレジンの基本的な知識はもちろん、制作方法などがさまざまな視点から学べます。
通信講座は資格取得に向けた講座が多く、効率よく資格取得に向けた知識を得られるのです。
レジン作成は誰でも気軽に始められるハンドメイドです。
特に資格の取得の有無が問われる場面はほとんどないでしょう。
しかし、作った作品を商品としてフリマサイトやSNSを通じて販売する場合には、レジン資格がある場合は商品説明に付け加えられます。
これは、商品により付加価値をつけられるでしょう。
もしあなたが販売されているレジン作品を購入する場合、無資格の作家さんが制作した商品よりも資格を取得している作家さんの商品のほうが、作品に対しての技術や信頼を考えたときに購買意欲が刺激されるのではないでしょうか。
レジンの技術を含め、資格の取得は自身が制作した作品に「より信頼のおける価値」をつけられます。
では、レジン職人の知識は一体どのような場面に活かせるのでしょうか。
ここではレジンの知識や資格が有利に働く場合の仕事内容や勤務先、収入などを紹介していきます。
レジン職人の大半は、自分で作った作品をインターネット上のショップやフリマアプリを利用して販売して活躍しています。
また、ハンドメイド作品のよさを活かし、完全オーダーメイド作品の受注や販売をして活躍している方も多くいます。
売れっ子の作家さんは、レジン制作や作品の販売一本で生活している方もいます。
ハンドメイド販売は多くの作品を作りながら販売するので、自分のペースで販売できますが、逆にそれがとても大変になる場合もあります。
クオリティの高さや独自性、オーダー商品作成などいろいろな作戦で販売する戦略も必要なので、売上がどのように軌道に乗るかは正直な所、未知数だと言えるでしょう。
このように、レジン職人は個人によって収入に大きな差が生じます。
販売のノウハウも、レジン職人としての収入に多く影響してきます。
レジン職人の中には、実際に教室やスクールを開催してワークショップを開いている方もいます。
レジンは道具の持ち運びさえすれば、場所を問わず行えるのもよいところです。
ワークショップは自宅や地域施設の一室などを利用して気軽に開催できます。
初心者向けから、作る作品別に生徒の募集などをして利用者を獲得し、活躍しているレジン職人もいます。
また、最近ではオンラインでの講師活動もあります。
レジンをやってみたい人に向けて、さまざまな門戸を開けるのもワークショップ講師の魅力です。
単発での講師活動や教室の場合は雇われて講師をするのか、自分自身で生徒を集めて行うのかなども収入に深くかかわります。
教室を開く場合には、生徒数や固定講習がどのくらいあるかなど講習会の頻度などによっても大きく変わってくるでしょう。
ハンドメイドの講師活動にはさまざまな分野がありますが、生活できる金額を稼ぐのは、とても狭き門と言われています。
最初から講師業一本で行うというのは、とてもハードルが高いので注意が必要です。
レジン職人は、どんなときに充実感ややりがいを得られるのでしょうか。
ハンドメイド作品の世界はレジンに限らず、自分の作りたいデザインで作れるという最大の魅力があります。
レジンの場合、アクセサリーが作品の中でも一番人気です。
ピアスやイヤリング、ネックレスなどさまざまな金具やパーツを合わせて無限のデザインで作成できます。
また、既製品の小物にデコレーションしたり、デザインを自分好みに変えたりするなどレジンを使った作品の可能性はまだたくさんあります。
作った作品が誰かに喜ばれるものとなれば、よりレジン職人としてやりがいを感じるのではないでしょうか。
自分の作った作品が、誰かにとって大切なものになるのはとても嬉しいものです。
細かな作業が多いレジン作成は、手先が器用なほうが作業に向いているかも知れません。
また、常にいろいろなアイディアが生まれると、レジン作品を商品として出品する際にとてもよいでしょう。
ハンドメイドが好きである点は、レジン職人としての大前提となります。
また、自分のために作っているときよりも商品として販売する場合には、商品作りの作業はもちろん、販売までの労力も必要です。
商品として作成してもすぐに売れるものばかりではなく、継続的な努力が大切です。
レジン職人として多くの方に認知され、販売が起動に乗って講師活動が順調となると、特にやりがいは大きく感じられるようになるでしょう。
レジン職人として活躍し、また、レジン作品を商品として販売する場合に取得しておくべき資格にはいくつかの候補があります。
ここではレジンに関する代表的な資格を紹介します。
日本ハンドメイドアクセサリー協会が認定している資格です。
基礎的なレジンの技術はもちろん、制作実技力もしっかり評価されます。
起業や副業のサポートをしてくれるので、独立を目指す方に最適といえるでしょう。
日本デザインプランナー協会が認定している資格です。レジンアートデザイナー資格とは?
基礎知識と技術の評価はもちろん、オリジナルのデザイン力を評価してくれるため、レジンの作品の幅を広げたい方やデザイン力を証明したい方におすすめです。
日本インストラクター技術協会が認定している資格です。UVレジンデザイナー資格とは?
レジンの基礎や応用力の証明に加え、レジンの講師として活躍したい方やUVレジンに特化したい方におすすめです。
取得後はレジンの技術指導や、講師として活動するため能力を証明するのに役立つ資格となっています。
レジン職人として活躍するためには、資格の取得は絶対条件ではありません。
ある程度の技術があれば、レジン職人として活躍するのに資格はなくても大丈夫でしょう。
レジン職人としての知名度を上げ、作品を商品として販売したい方や講師としての活動を視野に入れている方は、レジン職人としての技術や知識を証明できたほうが、活動をしていく上でよい傾向にあります。
趣味の範囲を超えたレジン職人としての活動や、ひとつの職業としてより向上していきたい方には、技術や知識の証明書として資格の取得は必須の選択肢といえるでしょう。
レジンの基礎知識はもちろん、キレイに仕上げるコツや技術を一通りマスターしている事実を証明する資格です。
UVレジン限定の資格ですが、レジンの基礎をしっかり理解している方に与えられます。
すでにレジンについて知識をお持ちの方は、すぐに資格取得試験を受けられます。
レジン職人として、技術や知識を証明したい方に人気の資格になっています。
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | インターネット |
また、試験日程は以下のようになります。
資格検定試験 | 2ヶ月に1回開催(2/4/6/8/10/12月) |
申込期間 | 該当月の1ヶ月前の初日から末日まで 例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで |
試験期間 | 試験の該当月の間 |
答案提出期限 | 該当月の30日必着(2月のみ28日) |
合格発表 | 試験月の翌々月の10日 |
基本的に2ヶ月に1回、月の後半に試験が行われ、試験の1ヶ月前以内の申し込みが必要です。
そのため、学習期間に目途が立った場合は早めの申し込みにより、学習完了から試験まで間を空けずに済みます。
レジンで自分の思い通りの作品つくりができるよう、知識はもちろん技術の証明ができる資格です。
レジン職人として活躍を見越している方は、レジン作品でのデザインスキルの証明に役立ちます。
販売やワークショップなどで通用する資格と言えるでしょう。
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | インターネット |
また、試験日程は以下のようになっています。
資格検定試験 | 2ヶ月に1回開催(2/4/6/8/10/12月) |
申込期間 | 該当月の1ヶ月前の初日から末日まで 例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで |
試験期間 | 試験の該当月の間 |
答案提出期限 | 該当月の30日必着(2月のみ28日) |
合格発表 | 試験月の翌々月の10日 |
UVレジンデザイナーもレジンアートデザイナーも試験期間等に変わりはありません。
2ヶ月に一度資格試験があるため、試験に合わせた学習ペースで進められます。
UVレジンデザイナーとレジンアートデザイナーの資格は、2つの通信講座が協会の認定講座(教材)になっているので、資格を取得したいと考えている方はいずれかの利用がおすすめです。
1つの教材から資格の同時取得を目指せるだけでなく、認定講座として資格取得のために大きなメリットを受けられます。
諒設計アーキテクトラーニングの「レジンアートデザイナーW資格取得講座」は、レジンの基礎から実践知識を身につけたい方におすすめの資格取得講座です。
資格を認定している協会に認められた教材で、初心者でも無理なく安心して学べるようになっています。
また、各自の学習スタイルに合わせられるよう2種類の講座内容が用意されています。
基本講座の内容は以下の通りです。
対象となる資格 | UVレジンデザイナー レジンアートデザイナー |
受講料 | 59,800円 分割3,300円の20回払(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回 |
費用をなるべく抑えたい方は、基本講座でしっかり学んでから、資格試験を受験して認定されます。
一方、スペシャル講座の内容は以下の通りです。
対象となる資格 | UVレジンデザイナー レジンアートデザイナー |
受講料 | 79,800円 分割3,800円の24回払(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
すぐにでも資格取得をしたい方や確実な資格取得を目指したい方は、課題のクリアと卒業課題提出により、資格試験免除されるスペシャル講座で卒業と同時に資格を取得できます。
SARAスクールジャパンのレジン資格取得講座は「UVレジンデザイナー」と「レジンアートデザイナー」両方の資格が対象です。
プロが監修したオリジナル教材で学びを深め、資格取得まで一気に勉強を進められます。
基礎知識はもちろん実践的な部分まで網羅し、初心者でも気軽に学べる内容になっています。
基本講座の内容は以下の通りです。
対象となる資格 | UVレジンデザイナー レジンアートデザイナー |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回 |
一方、プラチナコース講座の内容は以下の通りです。
対象となる資格 | UVレジンデザイナー レジンアートデザイナー |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
短期間で確実に「UVレジンデザイナー」「レジンアートデザイナー」の資格取得をしたい方は、プラチナコースがおすすめです。
コースの受講と卒業課題を提出するだけで、修了時に2つの資格取得ができます。
基本コースでは、資格の受験を別途申し込む必要があります。
しかし最初から2つの資格取得を目標にしている人は、プラチナコースの受講で確実に資格が取得できる近道となり、料金的にもまったく損はありません。
昨今のハンドメイド市場はレジン作品だけに限らず、非常に多くの作品が溢れています。
レジン作品を販売したり、その技術を講師の立場として提供できるレジン職人として活躍したりするには、作品の技術だけでは通用しないのがハンドメイドの世界というものでしょう。
ニーズに合ったレジン作品の創作を常に発信し職人として活躍するには、継続して作品を提供していく努力も必要です。
そして、レジンの資格取得はもちろん、客観的にレジンの知識とその技術を図るひとつの手段として通用します。
レジン職人として今後活躍したい方やこれから挑戦したい方は、スキルアップや今後の活動に資格の取得をぜひ生かしてください。
紹介した通信講座の資料請求は無料で行えます。
まずは気軽に、資料の申し込みから新しい第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。