「つまみ細工」は日本の伝統工芸品としても知られ、根強い人気を誇る工芸品のひとつです。
日本的な繊細さと美しさを兼ね備えたつまみ細工は、海外の人にも人気で、インバウンドの需要も多くあります。
伝統が紡いできたつまみ細工の世界は奥深く、昔ながらのつまみ細工職人も活躍していますが、自分で制作してオリジナルのつまみ細工を楽しむ人も増えています。
今回は、つまみ細工の資格や学びにおすすめの通信講座を紹介していきましょう。
日本インストラクター技術協会(JIA)が認定している資格です。
つまみ細工を制作する上で必要な道具や材料、工程までの一通りの知識が問われるので、つまみ細工を初めたばかりの人でもしっかり作品が作れるまでの流れや、つまみ細工のオーソドックスな基礎知識を証明してくれます。
つまみ細工の初心者も、学習をして挑戦しやすい資格となっています。
つまみ細工アーティストが活かせる職業には、どんなものがあるのでしょうか。
近年、専門のサイトやアプリなどが普及している背景もあり、自分で作った作品をインターネット上で販売したり、オーダーメイドで作品を購入したりなど、ハンドメイドは一大市場を形成しているといえます。
つまみ細工特有の作品の繊細さと日本的な美しいデザインは、ハンドメイドの世界でもとても人気があります。
つまみ細工は、特別な日の髪飾りやブローチなどの需要が多く、オーダーメイドでつまみ細工の作品を制作している作家も多くいます。
ハンドメイド作家の活動の場は、インターネットを主流にしているという人も多いですが、展示会など直接販売をする場もあります。
ハンドメイドの世界では、趣味を仕事にしている人も多く、ハンドメイド作家として自分の作品を販売して生計を立てたいといった人も多くいます。
さまざまなカルチャースクールが開講されている中、ハンドメイド教室は今も根強い人気を誇るカルチャースクールのひとつです。
地域施設や自宅の一室をカルチャースクールとして利用して開講し、作品作りだけでなく講師として、ダブルワークで活動している人もいます。
定期的にスクールを開講もできますし、単発の講座も人気で一定の需要が見込めます。
つまみ細工の日本的な美しさを生かして、海外の人に向けた講座などインバウンドをメインにした講座も良いでしょう。
つまみ細工アーティストの資格を取得するには通信講座を利用するか、資格認定協会が実施する試験を受験して合格する方法があります。
資格試験の概要は下記の通りです。
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | インターネット |
試験が2ヶ月に一回行なわれているので、知識の習得状況や学習ペースを考えて試験までの時間を効率よく過ごせます。
在宅試験なので、試験のプレッシャーも少なく済み、すでに知識がある人はすぐ試験を申込み受験できます。
協会認定の通信講座は、知識のない初めての人でも安心して学べるように、分かりやすいカリキュラムが組まれているため、効率よく学習を進められます。
自分のペースで学びを進めながら、「確実な資格取得」や「早期の資格取得」などといった目標がある人は、認定講座のカリキュラム利用が資格取得への近道でしょう。
つまみ細工アーティストの資格を取得できる通信講座は「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」です。
この2つの通信講座は「つまみ細工アーティスト」の資格だけでなく「つまみ細工士」の資格も同時に取得できるようになっています。
一度の学習で、2つの資格を同時に取得できるのは通信講座での資格取得のメリットです。
諒設計アーキテクトラーニングの「つまみ細工士W資格取得講座」は、つまみ細工に関する基礎知識はもちろん、一通りの必要な知識をマスターできる資格取得講座です。
初心者でも安心して学べる講座内容とカリキュラムで、1日30分程度の学習で資格取得を目指せます。
専門スタッフによるサポートが充実していて、質問回数に制限なく、学習全般の悩みも相談可能です。
基本講座は初期費用を抑えたいという方におすすめです。
対象となる資格 | つまみ細工アーティスト つまみ細工士 |
受講料 | 59,800円 分割3,300円の20回払(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回 |
資格試験が免除になるスペシャル講座もあります。
対象となる資格 | つまみ細工アーティスト つまみ細工士 |
受講料 | 79,800円 分割3,800円の24回払(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
スペシャル講座は、全てのカリキュラムを修了後に卒業課題をクリアすることを条件に、試験を受験せず資格が認定されます。
受験に自信がない人やプレッシャーを感じてしまう人は、スペシャル講座の受講で確実に資格を手にできる方法がおすすめです。
SARAスクールジャパンのつまみ細工資格取得講座は、「つまみ細工アーティスト」と「つまみ細工士」の取得が対象です。
プロ監修の完全オリジナル教材を使用した学習で、つまみ細工の初心者でも安心して資格取得まで一気に勉強を進められます。
基礎知識に加えて実践スキルも網羅したオリジナル教材を元に、しっかり技術が身につくよう学べる内容になっています。
基本コースの内容は以下の通りです。
対象となる資格 | つまみ細工アーティスト つまみ細工士 |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 最短2ヶ月〜6ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
プラチナコースは、試験免除で資格取得が可能なコースです。
対象となる資格 | つまみ細工アーティスト つまみ細工士 |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月 (最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
基本コースは、学習の初期費用を抑えたい人におすすめの資格学習コースです。
確実な資格取得を目指す人には、学習を進めて卒業課題の提出によって試験が免除されるプラチナコースでの学習が良いでしょう。
日本生活環境支援協会(JLESA)が認定している資格です。
つまみ細工の基礎知識はもちろん、道具や材料などをふくめたつまみ細工の幅広い知識が問われる資格です。
また、初心者でも制作できるデザインの作り方のコツはもちろん、ちりめんつまみ細工の知識も問われるので、初心者が取得したい資格のひとつとして最適でしょう。
日本の伝統工芸品のつまみ細工は、繊細で美しい作品ながら自分でも作品にできる身近な工芸作品でもあります。
ハンドメイドの世界でも人気のつまみ細工の資格を取得して、制作のスキルアップに役立てたり、新しく趣味の幅を広げてたりしている人もたくさんいます。
上記で紹介した通信講座の資料請求は、無料です。
ハンドメイド系の資格はジャンルにとらわれることなく、さまざまな手芸で使えるスキルに繋がり、応用も可能です。
つまみ細工アーティストの資格を取得して新しい自分のスキルに加え、作品のグレードアップに役立ててみてはいかがでしょうか。