資格を取得することで就職の選択肢が広がり、キャリアアップやモチベーションアップに繋がります。
ネイリストは国家資格の有無が問われないので資格取得に迷いますよね。
ネイルデザイナーも就職の際は必須資格でない分、持っていると強みになる資格の一つです。
ここではネイルデザイナーについて、持っていると活用できる職業や開く将来、資格の取得方法などをまとめています。
ネイルデザイナーとは旧称、ネイルアートデザイナーのこと。
日本デザインプランナー協会(JDP)が発行する資格です。
ネイルデザイナーはネイル技術体系やネイルケアの手順、イクステンション、リペア、ネイルアートと色彩論理などの知識が問われる資格です。
ネイルデザイナーの資格取得で問われる知識は以下の通りです。
ネイルデザイナーはネイルを自身で楽しみたい人やネイルサロンで働きたい人、独立して開業したい人におすすめです。
ネイルデザイナーの資格は多岐に渡って活用できるスキルであり、その内容について具体的に紹介していきます。
セイルサロンでの業務に活かせる他、サロンの応募条件に「資格取得」を設けているサロンもあり、そういったサロン応募の際の選択肢が広がります。
資格取得を設けていないサロンでは、他の人と差別化を図れ、優遇される可能性も高くなります。
ネイルサロン以外にもネイリストを雇う美容室やエステサロンが増えてきているため、より多くの場所で活用できます。
専門知識を深めることで技術向上をはかり顧客満足度がアップしたり、モチベーション、給料のアップに繋がります。
また専門知識とレベルの高い技術や質、流行デザインの取り入れにより顧客満足度がアップします。
一回の施術で満足を得られた場合、次回の指名チャンスが期待できるかもしれません。
ネイルサロンで経験を積み、独立の道も拓けます。
少スペースでの開業がかなうため、自宅でも比較的簡単に開業につなげられます。
子供を産んだ後でも自分のペースで働けるメリットも有り、安心して長く働けます。
ネイルデザイナーを取得するには、協会が行うネイルデザイナーの資格試験を受験するか、協会認定の通信講座の特別講座を受講するかの2つの方法があります。
以下は日本デザインプランナー協会が行うネイルデザイナー資格試験の内容です。
受験料 | 10,000円 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | 協会の公式サイトの資格ページから |
受験方法は在宅受験で、期限内に答案を提出する受験形式です。
資格試験は2ヶ月おきに行われ、一ヶ月前に申し込んだ後、その翌月末が試験期間となります。
一方、資格取得専門の講座があり、「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」は協会認定の通信講座です。
両校共に基本講座と特別講座があります。
基本講座は協会が行う資格試験の受験に直結した学習講座で、特別講座は卒業課題に合格すると試験免除のちに資格取得となります。
協会認定校である「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」で、ネイルデザイナーを取得できる講座があります。
両協会認定校には一般講座と資格免除ができる特別講座があり、ネイルデザイナーとネイルアーティストの2資格が同時取得できます。
2つの認定講座について、受講料や受講期間などについて詳しく紹介していきます。
「ネイルデザイナーW資格取得講座」の基本講座とスペシャル講座の2講座について、詳しく見ていきましょう。
基本講座の内容は以下の通りです
対象となる資格 | ネイルアーティスト ネイルデザイナー |
受講料 | 85,000円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回 |
基本講座は自分自身で試験を受験する必要があります。
基本講座にはプロの先生の添削や、資格受験に特化した協会認定の教材があるため、しっかりとサポートが受けられます。
料金を抑えたい人や、どちらかだけの資格取得を目指す人におすすめです。
一方、スペシャル講座は以下の通りです。
対象となる資格 | ネイルアーティスト ネイルデザイナー |
受講料 | 105,000円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題 |
こちらが試験免除の講座で、基本講座に卒業課題が組み込まれた講座です。
スペシャル講座は卒業課題合格と同時に「ネイルデザイナー」と「ネイルアーティスト」の2資格を同時取得できます。
その分、基本講座に比べて受講料は高いのですが、人気の2資格を早く取得できます。
2資格同時取得することにより、効率よく資格取得が叶うこと、履歴書に書くことによって他の人よりも就職活動を有利に進められます。
SARAスクールジャパンでは「ネイル資格取得講座」の中基本コースと試験免除講座のプラチナコースの2講座があります。
基本コースの内容は以下の通りです。
対象となる資格 | ネイルアーティスト ネイルデザイナー |
受講料 | 85,000円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回 |
こちらの基本コースでもプロの先生の添削や、資格受験に特化した協会認定教材などのサポートが受けられます。
一方、プラチナコースは以下の通りです。
対象となる資格 | ネイルアーティスト ネイルデザイナー |
受講料 | 105,000円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削回数 | 5回+卒業課題 |
こちらが卒業課題の受理によって試験免除と2つの資格を同時取得できる特別講座に当たります。
ネイルアーティストもネイルデザイナー同様、必須資格ではないのですが、持っているとスキル証明となります。
資格条件を設けているサロンも多いので、就職するサロンの選択肢が増えます。
日本インストラクター技術協会(JIA)が発行する資格です。
ネイルアーティストは爪の専門知識、ネイルケアやリペアに対しての知識が実用レベルに達した人に与えられる資格です。
趣味としてネイルを楽しんだりネイルサロンでの仕事、講師活動に活かせる資格です。
日々新しい技術が開発されるため、流行を取り入れたセンスとノウハウの習得、それを表現するための高い技術が必要となります。
ネイルアーティストとネイルデザイナーの2つの資格を同時取得しておくとより活用の幅が広がります。
ネイルデザイナー資格の取得により、ネイルサロンのみならず美容室やエステサロンなどの就職の選択肢が増え、キャリアアップやモチベーションの向上にも繋がります。
また、自分自身のサロンを開業する道もひらけます。
目的を持って資格取得を目指すと、資格取得や仕事のモチベーションに繋がったり効率良く専門知識を深められます。
ネイルデザイナーの資格を取得後にデザイナーとして顧客にネイルを施術して、そのデザインが気に入って喜んでもらえたら、とても嬉しいですよね。
まずははじめの一歩を、踏み出してみましょう。