色が持つ効果を理解し、色を使った心理療法を施すのがカラーセラピスト。カラーセラピストは相談者さんの好きな色を選んだり、相談者さんが望まれる効果に適した色を選んで、それらを生活に取り入れる事によって心や体を元気にするアドバイスをします。
人は一人一人、色に対する感じ方・受け取り方に違いがあり、同じ色を見てもその色に対する捉え方は違います。カラーセラピストは、相談者さんとのカウンセリング・コミュニケーションの中で相談者さんの趣味嗜好、色に対する感じ方をまとめる事によって、相談者さんが精神的に落ちつく色彩、気分が高まる色彩、ヤル気がでる色彩などを選定し、色の使い方などのアドバイスを行います。また同時に、相談者さんの身の回りの色彩に工夫を施す事によって、ストレスを軽減させたり、気分をリラックスさせたり、人間が持つ治癒力を高めたり、精神的な面で相談者さんの要望にお応えします。
一つ一つの色には人に与える効果があり、その効果は人によって、またその時の気分によって変動します。カラーセラピストは色に対する豊富な知識とテクニックを用いて、より良い生活環境、より良い精神状態を維持できるように、アドバイスを施します。
また独立して講師としてカラーセラピストを教えるという仕事をされている方も多く見えます。
カラーセラピスト・カラーセラピーの働く業界
カラーセラピストは専業でカラーセラピストはとして就職する事は難しく、独立してサロンやスクールを開かれる方が多くいます。アルバイト的にお仕事をする主婦の方や副業としてセラピストを行う方も多くいます。
カラーセラピスト・カラーセラピーになるには
カラーセラピストとして働く際には、日本デザインプランナー協会のカラーセラピーや日本インストラクター技術協会の色彩インストラクター資格を取得すると良いでしょう。