
既存の住宅に対し、リフォームなど修繕工事の提案営業をしてくのがリフォームコーディネーター。建物を長期間維持していく為に、建物の回復から、家内設備の交換、外観工事・内装工事など住宅リフォーム全般を提供します。
中でも建物の構造はそのままに、建物全体を改修し新しい家としてリフォームすることをリノベーションといい、建築後から長期間が経過した住宅などではリノベーションは注目のリフォームと注目されています。
リフォームの内容には、和式トイレから洋式トイレへの交換や、古くなった外壁の張り替え工事、室内のクロス張り替え工事、玄関や窓などサッシの入替工事、瓦吹きの屋根の吹き替え工事、床の張り替え工事など多岐に渡ります。
お客様の要望をもとに、古くなった箇所や破損している箇所などを修繕提案していく中で、図面の作成や新しく設置する製品の選定・購買、リフォームに掛る資金相談などの業務も同時に行います。
リフォームコーディネーターは既存の物件を修繕する事から、対象物件がどのような構造なのか、どんな材質で建てられているのかなどの知識を要すると共に、実際の施工現場では、構造上の問題が無いか確認しながら、現場の工程管理や作業指示なども行います。
リフォームコーディネーターの働く業界
リフォーム専門業者や建設会社・建築工務店など多く建築関係の業種で募集がされています。またハウジングメーカーなどでは、自社建築物件を対象とした修繕部門などでも募集がされています。
- リフォーム専門業者
- 建設会社
- 建築工務店
- ハウジングメーカー
リフォームコーディネーターになるには
リフォームコーディネーターに必要な資格は必要ありませんが、都道府県知事認定の「二級建築士」やNPO住宅長期保証支援センターの「住宅メンテナンス診断士」などの資格を取得することで将来独立する事も出来ます。