快適な住空間は、心身共に健康に生きる上で欠かせません。
住まいアドバイザー資格は、住まいについて興味があり、専門的な知識を活かして仕事に活かしたい方に最適な資格の一つです。
ここでは、住まいアドバイザー資格について資格の取得方法や、活用できる職業についてまとめました。
建築材料の基本知識を中心に、外構や外壁に至るまで住まいにおける様々な深い知識を有し、その知識を活かしてアドバイスができる証明になるのが住まいアドバイザー資格です。
生活における様々な能力が一定以上備わっていると証明している、日本生活環境支援協会(JLESA)が発行しています。
資格取得後は、関連する企業への就職活動の際に、履歴書に記載し住まいに関する知識を持っている証になります。
住まいアドバイザーの知識は、住宅関連の様々な職種で働く際に役立ちます。
資格取得後に、活用可能な職業についてご紹介します。
建設会社や住宅メーカーは、住まいに直結した職業の一つです。
設計や営業、接客などどの部署においても、住まいアドバイザー資格の知識は大いに役立ちます。
住宅メーカーで、住宅展示場を案内する仕事に就いた場合、お客様の質問に対してスムーズに住まいのあれこれに応えられるでしょう。
不動産会社で働く場合にも、住まいアドバイザー資格の知識は役立ちます。
お客様に物件を案内する場合に、使われている建築資材や床材やクロスの種類などを分かりやすく説明できます。
住まいについて知りたい人に対して、自宅やカルチャースクールで講師として活動する仕事です。
これから住宅を建てる方や、新生活を迎える上で住まいを探している方は一定数いるので、いつでも需要が見込める仕事と言えます。
自宅でインターネットを使ってオンラインでアドバイスしたり、地域のカルチャースクールで複数人に教えたりするなど、活動の幅は広がっています。
住まいアドバイザー資格を取得するには、資格を発行している協会の試験を受験するほか、
協会認定の通信講座で特別講座を受講する方法があります。
以下は、日本インストラクター技術協会が行っている住まいアドバイザー資格試験の内容です。
受験料 | 10,000円(税込) |
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受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | 協会のHPよりインターネットで申し込み |
受験資格は特に設けられていないので、誰でも受験が可能です。
試験の方法は在宅受験となっており、受験の1ヶ月前に申し込み、翌月の月末に試験となります。
検定試験は、年に6回あり2カ月に1度開催されています。
また、通信講座では「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」が協会認定の通信講座です。
これら二つの通信講座の特別講座は、卒業課題の提出により試験免除で住まいアドバイザー資格が得られます。
「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」が、住まいアドバイザー資格を取得可能な通信講座です。
受験にて合格を目指す講座と、試験免除の特別講座を用意しています。
以下では、それぞれの通信講座について詳細をまとめています。
諒設計アーキテクトラーニングでは、「住まいアドバイザーW資格」の中に住まいアドバイザー資格が含まれています。
基本講座の内容は以下の通りです。
対象となる資格 | ・住まいアドバイザー ・建築材料インストラクター |
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受講料 | 59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の学習を想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
プロが監修した協会認定のテキストや教材を使用し学習します。
講座は完全初心者対応となっているので、初めての方でも取り組みやすい内容です。
分割払いにも対応しているため、初期費用を抑えたい方や住まいアドバイザー資格のみを目指す方に適しています。
スペシャル講座の内容は以下のようになっています。
対象となる資格 | ・住まいアドバイザー ・建築材料インストラクター |
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受講料 | 79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の学習を想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(試験免除で資格取得) |
スペシャル講座は試験免除の講座で、内容は基本講座に加えて、卒業課題が一回付属します。
卒業課題の提出によって協会の試験を受けずに、二つの資格を得られます。
受講料は基本講座より高くなっていますが、関連する二つの資格を試験免除で同時に取得できるスペシャル講座は、利点があると言えるでしょう。
SARAスクールジャパンでは、「住まいアドバイザー資格取得講座」の中に住まいアドバイザー資格が含まれています。
基本コースの内容は、以下の通りです。
対象となる資格 | ・住まいアドバイザー ・建築材料インストラクター |
---|---|
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の学習を想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
こちらの講座もプロが監修した協会認定のテキストを使用し、完全初心者対応となっています。
プラチナコースの内容は以下の通りです。
対象となる資格 | ・住まいアドバイザー ・建築材料インストラクター |
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受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の学習を想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(試験免除で資格取得) |
プラチナコースは、試験免除で資格を取得できる講座です。
卒業課題の提出により、住まいアドバイザーと建築材料インストラクターの資格が同時に取得できます。
通信講座で同時取得できる建築材料インストラクター資格は、日本インストラクター技術協会(JIA)が発行している資格です。
日本インストラクター技術協会の資格は、技術の各スキルにおいて一定以上の知識と共に、それを人に指導できる技術も併せ持っている証明になります。
住まいアドバイザー資格と併せての所持により、住まいに関する知識がより定着していて、人にアドバイスする場合にも説得力が増します。
住まいアドバイザー資格は、住まいについて体系的な知識を持ち、人にアドバイスできる人であると認められる資格です。
資格取得後は、建築会社や住宅メーカー、不動産会社で働いたり、講師活動をしたりできます。
住まいアドバイザー資格で得た知識は、自分の自信に繋がり、仕事がスムーズに行える手助けになります。
住まいの専門家になって働きたいと考える方は、住まいアドバイザー資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
まずは、資格を発行している協会のサイトをご覧になったり、通信講座の資料請求からはじめたりしてみましょう。