食に関する資格の中に和菓子のスペシャリストになれる、和菓子パティシエ資格があります。
資格を取得すると、趣味ではじめた物の知識が広がって、職業のスキルアップにつながります。
和菓子パティシエ資格は和菓子に関する広範囲な知識が身に付き、趣味や仕事の幅も広がっていく資格です。
和菓子に関する広範囲な知識が身に付くだけでなく、日本各地の郷土和菓子についても知識を持っている証明となる資格です。
また、和菓子に関する歴史と背景を理解し、季節や行事に合わせた和菓子を選べる知識を持っている証明となります。
和菓子パティシエ資格は認定資格で、日本生活環境支援協会が主催しています。
資格取得後は、和菓子に関する深い知識を活かして、和菓子作りの趣味の保有や、和菓子の販売活動など行っています。
和菓子パティシエは日本の伝統的な和菓子について、種類や作り方、季節ごとの和菓子といった知識を持っています。
和菓子は和菓子職人によって見た目も美しくつくられており、海外からも人気が高まっています。
このような知識を活かして、中には実際に和菓子を創作されている方もいます。
和菓子パティシエは趣味だけではなく、和菓子の種類・作り方・食べ方などの深い知識を持っているため、以下の職業に知識を活かせます。
和菓子の種類・作り方・食べ方などの深い知識を持っているため、和菓子屋などに勤務して和菓子の販売活動など行っています。
購入者の用途に応じた和菓子や旬な素材を使った和菓子の提案を行い、また和菓子に合う緑茶の提案もしながら販売できる利点を持っています。
和菓子には節句・年間行事・慶弔事に使われるので、季節に採れる食材や素材を使って和菓子を作る文化があります。
また和菓子の特徴として、米・麦などの穀物や小豆・大豆などの豆類、くず粉などのデンプンそして砂糖を使っており、豆は餡を作るのに大変重要な素材です。
和菓子職人にはこれらの素材に関する知識も欠かせません。
この技術を備えた和菓子職人として活躍できます。
和菓子に関する知識を活かしカルチャースクールなどでの講師として活動するのに役立ちます。
和菓子パティシエ資格を取得するには、日本生活環境支援協会(JLESA)が行う試験を受験して合格する必要があります。
以下は日本生活環境支援協会が行う和菓子パティシエ資格試験の内容です。
受験料 | 10,000円(消費税込み) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
申込方法 | インターネットからの申し込み |
試験は在宅で受験し、受験の条件も設けられていないので誰でも受験できます。
試験日程は年に6回あり2月から2ヶ月ごとに行われています。
前月の1ヶ月間に受験申し込みをし、試験実施期間が翌月20日〜25日、答案提出期限が試験実施月の月末となっています。
一方、専門の通信講座があり、「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」の資格取得講座が協会認定となっています。
「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」の特別講座では、課題を全て行い講座を卒業すると試験免除となり、資格取得となる講座もあります。
また「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」の資格取得講座の特別講座では、和菓子パティシエと和菓子ソムリエの2資格が、講座を卒業すると2資格同時に取得できます。
協会認定の通信講座となっているため、試験対策に合ったテキストが用意されており、資格取得に直結しています。
上記のことを考慮して、資格試験免除の特別講座を利用すべきかを考えてみるもの良いでしょう。
和菓子パティシエ資格を試験免除で取得できる「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」では、通常通り試験を受ける講座も用意されています。
「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」の認定講座について、それぞれ受講料などの詳細を紹介していきます。
諒設計アーキテクトラーニングでは「和菓子ソムリエW資格取得講座」の中に、和菓子パティシエ資格の試験に向けた教材が含まれています。
基本講座でも、協会が認定した教材として内容は変わりません。
受講完了後に協会の認定試験を和菓子パティシエ資格・和菓子ソムリエ資格それぞれ受けるようになっています。
受講料を抑えたい人に適しています。
対策問題やテキストまた添削などは、プロの講師によって監修されています。
基本講座でも十分対応可能で、その内容は以下の通りです。
対象となる資格 | 和菓子パティシエ 和菓子ソムリエ |
受講料 | 59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
スペシャル講座は試験免除を受けられる特別講座で、基本講座の内容に卒業課題が付属されています。
卒業課題の合格により、和菓子パティシエ資格と和菓子ソムリエ資格も確実に取得できます。
基本講座より受講料は高くなっていますが、和菓子パティシエ資格と和菓子ソムリエ資格を同時に取得できると、知識もさらに深まるだけでなく、和菓子に携わる職業に就くときに大変役立ちます。
スペシャル講座の主な内容は以下の通りです。
対象となる資格 | 和菓子パティシエ 和菓子ソムリエ |
受講料 | 79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回 |
SARAスクールジャパンでは和菓子資格取得講座の中に、和菓子パティシエ資格の試験に向けた教材が入っています。
基本コースの内容は以下の通りです。
こちらの講座の基本コースも協会の認定教材で、プロの先生が監修した初心者から無理なく始められる、わかりやすいテキストが用意されています。
基本コースでは受講終了後、検定試験を受ける必要があります。
和菓子パティシエ資格と和菓子ソムリエ資格のそれぞれ試験を申し込み、検定試験を受けます。
資格試験料金はそれぞれの協会に支払います。
料金を低額に抑えたい方に向いています。
対象となる資格 | 和菓子パティシエ 和菓子ソムリエ |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
プラチナコースの内容は以下の通りです。
卒業課題を提出すると資格試験が免除になり、和菓子パティシエ資格と和菓子ソムリエ資格を同時に取得できます。
受講期間は最短で2ヶ月の短さで終わり、卒業課題にもすぐに挑戦できるため、非常に早く資格取得が実現します。
対象となる資格 | 和菓子パティシエ 和菓子ソムリエ |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(資格試験免除) |
「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」の特別講座で和菓子パティシエ資格と同時取得できる和菓子ソムリエ資格は、日本安全食料料理協会(JSFCA)が発行している資格です。
JSFCAの資格はある一定以上のスキルの水準があることを確認し認定するもので、特別なスキルを使って、和スイーツの発展に貢献できるスキルが備わります。
和菓子ソムリエは、和菓子の発展やさらなる広がりに関わる仕事です。
販売のサポート・レシピの開発・イベントなどの講師などで技術を教えたりとあらゆるところで技術を発揮できます。
和菓子パティシエ資格・和菓子ソムリエの資格を取得すると、和菓子の知識が深くなり趣味の範囲を超え、和菓子のスペシャリストとして活躍できます。
通信講座の利用により和菓子の2つの資格が取得可能で、より早くスペシャリストも道に近づけます。
和菓子が好きであり和菓子の文化に興味がある方には、役立つ資格であるといえます。