銀行や信用金庫など金融機関の窓口業務を担当しているのが銀行預金テラー。銀行預金テラーは、主に銀行や信用金庫などに勤務して、店頭窓口にてお客様に対応する窓口業務を行っており、お客様の希望するお取引や手続きを行っています。銀行預金テラーは様々な案件の受付業務を行っておりますが、口座の開設や解約、預金口座の入出金、公共料金の支払い業務、自動払いや口座振替の手続きなど、自分で手続きが出来るものであれば自分で処理を行い、内容によっては担当者への橋渡しの役目をしております。銀行預金テラーは、職務的に現金を扱う事が多い為、お客様にとって大切なお金を扱っているという基本的な心得を身に付けている必要があると言えます。また、現金の他に小切手や手形なども扱う事があることから、それらに関する知識も必要とされます。
さらに、金融機関ではローンや定期預金や為替取引など、金融機関が取り扱っている様々なサービスや金融商品があり、テラーが担当する取引以外のものについても一定の知識が必要とされ、その為、銀行に入行してもすぐにテラーを任されることはなく、研修を行ったり、他業務などを経験して知識を得てからテラー業務を担当するのが一般的です。
銀行預金テラーは、その店舗のイメージを決める重要な役割をしているとともに、直接お客様と接する仕事である為、挨拶や礼儀、言葉遣いや身嗜みなども気にしなければなりません。
銀行預金テラーの働く業界
都市銀行、地方銀行、信用金庫、信託銀行などの金融機関に勤務しており、雇用形態は正社員、パート、派遣など様々な形態で勤務しております。
・都市銀行
・信用金庫
・信託銀行
・金融機関
銀行預金テラーになるには
銀行預金テラーを目指すためには、金融に関する知識や技術を身に付ける必要があり、大学や専門の口座などを受講して金融窓口サービス技能士資格を取得したり、銀行や信用金庫などに入行し、経験を積んでから銀行預金テラーになるのが一般的です。
銀行預金テラーの給料
・就業時間:160時間/月 ※就業場所によって異なる
・平均給与:18~20万円/月(初任給)
・男女比率:(男性)0:(女性)10
銀行預金テラーに必要な資格・有利な資格・価値ある資格
銀行預金テラーとして働くためには、特に必要な資格はありませんが、厚生労働省が認定する国家資格の金融窓口サービス技能士や銀行業務検定協会が認定する銀行業務検定などを取得していると就職には有利でしょう。
銀行預金テラーへの近道アドバイス
銀行預金テラーになりたいなら大学に進学し銀行や信用金庫へ就職し、国家資格の金融窓口サービス技能士や銀行業務検定などを取得するのが一番でしょう。
今、業界で人気の銀行預金テラー資格ランキング
- 金融窓口サービス技能士:厚生労働省
- 銀行業務検定:銀行業務検定協会
- 簿記3級:日本商工会議所