資格の取得は自身のスキルをのばしたり、実務でのスキルアップが目指せたり、良い刺激になります。
西洋占星術士は人の運命や性質を知って運勢を占い、悩みや相談事に適切にアドバイスできるようになるなど、自身に良い刺激をもたらす資格の1つです。
本記事では西洋占星術士について、活用できる職業や資格の取得方法などについてご紹介します。
西洋占星術士とは、西洋占星術の歴史と基本的な知識を備えて人の性質や運勢を占い、適切な助言ができる人が取得できる資格です。
日本占い師協会(JFTA)が発行しています。
西洋占星術士を取得すると、西洋占星術に関連した仕事をするにあたって履歴書に記載できたり、説得力が出たりするなどスキルをアピールできるようになります。
西洋占星術士の資格は、占い師としての西洋占星術士だけではなく、人に西洋占星術を教えるインストラクターや講師、相談を受けるカウンセラーといった職業に活用可能です。
主な勤務場所は、自宅や占いサロン、カルチャースクールなどがあります。
個人で開業し、鑑定やレッスンをメール・チャット・電話で行う方もおり、副業としても人気です。
西洋占星術士は、西洋占星術を用いて人の運勢を占う鑑定士です。
惑星・黄道十二宮・十二室・角度で構成された天体の配置図、ホロスコープを用いて占います。
自宅や占いサロン、カフェやイベントなどで活動可能です。
実際に人と会わずメールやチャット、電話でも活動できるため、副業で働く人もいます。
ホロスコープインストラクターは、ホロスコープに関する教室を開く講師です。
西洋占星術にはホロスコープが必須で、西洋占星術や占いに興味がある方にホロスコープの作成方法や基礎知識を教えます。
主に自宅やカルチャースクール、電話やメールなどで活動できるため、副業としても人気です。
西洋占星術士の講師は、占いの学校やセミナーで西洋占星術について教える職業です。
複雑な西洋占星術を、ホロスコープの作り方から読み方までしっかりレクチャーします。
西洋占星術を極め、人に教えるのが好きな方に適した職業です。
講師をしながら鑑定士としても活躍できます。
占いカウンセラーは、占いにプラスして心理カウンセラーとしてのスキルも高い人に最適な職業です。
運勢を読み解くだけではなく、人の悩みや相談にしっかり耳を傾け、手助けする要素があります。
悪い結果が出たとしても、カウンセリングによって良い方向に導くので、悩みを抱えた人にとってプラスになるような働きかけが可能です。
主に占いサロンや自宅、電話やメールなどで活動する人が多くなっています。
西洋占星術士を取得するには、日本占い師協会(JFTA)が発行する資格試験に合格するか、協会認定の通信講座の特別講座を卒業するかの2通りあります。
日本占い師協会(JFTA)が実施する西洋占星術士の試験の詳細は、次の通りです。
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 在宅試験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | 協会の公式サイトの資格ページから |
試験は自宅で受けられ、受験条件はとくにないため、西洋占星術士に興味を持った方は誰でも受験できます。
試験の期間は、申し込みの翌月末となり、期限までに答案を提出する形式です。
合否はさらに1ヶ月後に発表されます。
なお、協会が認定している通信講座には「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」があります。
二つの通信講座の特別講座は、卒業課題を提出して合格すると西洋占星術士の試験が免除となり、資格取得が可能です。
独学で学んで資格試験に臨むか、通信講座でしっかり知識を蓄えて資格を取得するか学習方法の選択は自由となっています。
西洋占星術士を取得できる「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」では、基本講座と特別講座があります。
特別講座は先述の通り、卒業課題を提出して合格すると試験免除で資格取得が可能です。
基本講座は、卒業課題がなく資格試験は別途受ける必要があります。
講座それぞれの受講料や受講期間など詳細を紹介します。
諒設計アーキテクトラーニングでは、「西洋占星術士W資格取得講座」の中に西洋占星術士の資格試験対策の内容が盛り込まれた教材が入っています。
基本講座の詳細は次の通りです。
基本講座
対象となる資格 | 西洋占星術士 ホロスコープ鑑定士 |
受講料 | 59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
基本講座はリーズナブルに学習したい方や西洋占星術士・ホロスコープ鑑定士どちらかの資格取得だけで充分な方に適しています。
過去の傾向から作られた対策問題や専門スタッフによる添削など、基本講座でも充実した内容とサポート体制が整っています。
一方、特別講座の詳細は次の通りです。
特別講座
対象となる資格 | 西洋占星術士 ホロスコープ鑑定士 |
受講料 | 79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(資格試験免除) |
特別講座は、基本講座の内容に資格試験が免除となる卒業課題が含まれています。
卒業課題に合格すると西洋占星術士だけではなくホロスコープ鑑定士の資格も取得できます。
試験が免除となる分、受講料は高く設定されていますが、一気に二つの資格を取得できるためおすすめです。
関連した複数の資格を所持していると、履歴書に記載できる項目も増え、働くうえでもスキルのアピールに役立てられます。
SARAスクールジャパンでも「西洋占星術資格取得講座」の中に、西洋占星術士取得試験対策のための教材が入っています。
基本コースの詳細は次の通りです。
基本コース
対象となる資格 | 西洋占星術士 ホロスコープ鑑定士 |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
SARAスクールジャパンの基本コースも協会が認定している教材で、プロの講師が監修した初心者でもわかりやすい内容になっています。
一方、プラチナコースの詳細は次の通りです。
プラチナコース
対象となる資格 | 西洋占星術士 ホロスコープ鑑定士 |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(資格試験免除) |
プラチナコースは基本コースの内容に、資格試験が免除される卒業課題が含まれた講座です。
卒業課題に合格すると、西洋占星術士とホロスコープ鑑定士、二つの資格が取得できます。
特別講座で西洋占星術士と共に取得できるホロスコープ鑑定士は、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が発行する資格です。
ホロスコープ鑑定士は、ホロスコープの作成から分析までをこなし、運勢を深く読み解ける方に贈られる資格となります。
西洋占星術士とあわせて所持すると、鑑定士やカウンセラーとして人の運勢を占い助言する際にもより説得力が増し、有利に働くでしょう。
西洋占星術士は、星の位置から人の運命や性格、本質を見抜いて適切なアドバイスをするエキスパートとして認められる資格です。
資格取得後は鑑定士やカウンセラー、講師として働く際に活用できます。
西洋占星術士に興味を抱いた方は、日本占い師協会(JFTA)の公式サイトで試験概要を確認してください。
また、「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」の特別講座は卒業課題に合格すると、西洋占星術士とホロスコープ鑑定士両方の資格取得が可能です。
自身に合った資格取得方法を検討し、資格取得後のいきいきと働く自身の姿を想像してみてください。