資格の取得は知識や考え方が広がり、実務でスキルアップにつながるなど良い刺激を得られます。
ホロスコープ鑑定士も、占う対象の問題を深く読み取れるようになるなど自身の良い変化が期待できる資格の1つです。
本記事ではホロスコープ鑑定士について、活用できる職業や資格の取得方法などをご紹介します。
ホロスコープ鑑定士とは、ホロスコープの作成から分析までこなせ、占う対象の問題点を深く読み取れる人に与えられる資格です。
心のケアに関わる資格を発行する「日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)」が認定しています。
ホロスコープ鑑定士を取得すると関連する職業に就く際、履歴書などへの記載により、ホロスコープを深く読み取るスキルをアピールできます。
ホロスコープ鑑定士が活用できる職業は、ホロスコープ鑑定士としての占い師のみならず、他の仕事でも役立つ応用範囲の広さが魅力です。
ホロスコープ鑑定士取得後に活用できる職業について紹介します。
西洋占星術士は、人々の日頃持つ悩みについて星座の動きをもとにしたホロスコープを使って対象の未来を読み取り、導く職業です。
ホロスコープを分析して占い対象の問題点を読み取り、対処方法を指導するカウンセラーやアドバイザーです。
多くは個人事業主として開業しており、自宅や占いの館などで働いています。
ホロスコープ鑑定士を習得するとカウンセラーや占い師を目指す人に対して、講師として指導するときに活用できます。
主な勤務場所は占いの技術を教える専門学校などです。
主に後身を育てるため、技術を伝えています。
専門学校の他、自宅を教室としての開業も可能です。
占いの技術と知識を活用し、人々の悩みを解決できる技術を保有している人材が就く職業です。
占いの要素だけではなく、心理的なカウンセラーとしての知識や技術を習得しており、相談者を正しい道への導きを目的としています。
ホロスコープ鑑定士の取得には、資格を認定する協会が行う試験に合格するか、協会認定の通信講座の特別講座を利用するかの2通りの方法があります。
以下は日本メディカル心理セラピー協会が行うホロスコープ鑑定士試験の内容となります。
受験料 | 10,000円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
申込方法 | 協会の公式サイトの資格ページから |
受験は在宅で可能で条件は特に設けられておらず、申し込むだけで誰でも受けられるのが特徴です。
試験の申し込みは1ヶ月前から開始され、翌月末が試験期間となります。
答案提出期限までに提出すると受験完了です。
ホロスコープ鑑定士取得試験の他に、専門の通信講座があり「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」の資格取得講座が協会認定となっています。
資格取得講座の特別講座では、卒業課題の提出と合格によって協会が実施する試験は免除となり、ホロスコープ鑑定士の取得となります。
協会の試験に受験条件は特になく、学習方法は自由に選べます。
協会が認定する通信講座では試験対策のテキストがあり、資格取得に役立つ内容となっています。
ホロスコープ鑑定士を取得するか、資格試験免除の特別講座を利用するか、自身にとってどちらが合っているのかを考えてみましょう。
ホロスコープ鑑定士を取得できる通信講座は、 「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」です。
なお「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」では、通常通り試験を受ける講座も受講可能です。
各認定講座について、受講料など詳細を紹介していきます。
諒設計アーキテクトラーニングでは「西洋占星術士W資格取得講座」の中に、ホロスコープ鑑定士の試験に向けた教材が入っています。
基本講座の内容は以下の通りです。
対象となる資格 | 西洋占星術士 ホロスコープ鑑定士 |
受講料 | 59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
基本講座でも協会が認定した教材ならではの情報量なので、リーズナブルに受講したい方や西洋占星術士とホロスコープ鑑定士どちらかだけの取得で充分と考える方に適しています。
過去の試験傾向から作った対策問題や専門スタッフによる添削など、基本講座でも充実した内容とサポート体制が整っています。
一方、スペシャル講座の内容は以下の通りです。
対象となる資格 | 西洋占星術士 ホロスコープ鑑定士 |
受講料 | 79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(資格試験免除) |
試験免除を受けられるのがスペシャル講座で、基本講座の内容に卒業課題が付いています。
卒業課題で合格した場合、ホロスコープ鑑定士資格と共に「西洋占星術士」も取得できます。
資格試験が免除となるので、スペシャル講座は基本講座より受講料が高くなります。
しかし、関連する2つの資格取得によって、履歴書やプロフィールに提示する項目が充実して重みが加わるため、受講する価値は十分あります。
SARAスクールジャパンでは「西洋占星術資格講座」の中に、ホロスコープ鑑定士資格の試験に向けた教材が入っています。
基本コースの内容は以下の通りです。
対象となる資格 | 西洋占星術士 ホロスコープ鑑定士 |
受講料 | 59,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回 |
SARAスクールジャパンの基本コースも協会の認定教材で、プロのカウンセラーが監修した初心者向けのテキストが用意されています。
一方、プラチナコースの内容は以下の通りです。
対象となる資格 | 西洋占星術士 ホロスコープ鑑定士 |
受講料 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(1日30分の勉強想定) 最短2ヶ月 |
添削回数 | 5回+卒業課題1回(資格試験免除) |
プラチナコースは試験免除が受けられる卒業課題付きで、課題の合格によって2つの資格を同時に取得できます。
受講期間は最短2ヶ月で終わり、卒業課題にもすぐに挑戦できるため、協会の試験を受験するよりも早く資格を取得可能です。
2つの特別講座でホロスコープ鑑定士と同時取得できる西洋占星術士は、日本占い師協会(JFTA)が認定している資格です。
JFTAが認定する資格は、他人に教えられる水準のスキルを証明する資格となっていて、行動(主義)心理の基本を押さえつつ指導する力までの習得を示します。
ホロスコープ鑑定士と合わせて取得すると、知識習得の説得力が増して他人への指導をおこなうアドバイザーとしての活動にも、有効活用できます。
ホロスコープ鑑定士は、ホロスコープから占い対象の問題点を深く読み取るエキスパートとして認められる資格です。
取得後は鑑定士やカウンセラー、講師として働くときに存分に活用できます。
ホロスコープを分析するスキルの応用によって、人々の悩みや問題点を解決する糸口を見つけるサポートが可能で、良い結果をもたらす可能性は充分あります。
資格取得後に自身で得た知識をより発展させ、経験と共にさらなる可能性が広がります。
ホロスコープ鑑定士に興味がある方は、資格を認定する協会や通信講座の公式サイトを確認し、ホロスコープ鑑定士として働く自分を想像してみてください。