現在デザイン関連の仕事はファッションを始め、インターネット、建築、インテリアなどあらゆる業界で必要とされる分野です。日本デザインプランナー協会では、そのようなさまざまなデザイン、設計、芸術の資格が取得できます。ここではこの協会の口コミや評判、評価についてご紹介します。
デザインの仕事には、はっきりとした評価の基準がないと言っても過言ではありません。同じようなデザインでも他人によって評価は分かれます。しかしデザインの一定の水準を満たす知識や技術を持っていることが証明できる方法があります。
それが日本デザインプランナー協会の資格取得です。ここではこの日本デザインプランナー協会やその資格の口コミや評判、評価についてご紹介します。
1、日本デザインプランナー協会とは?
日本デザインプランナー協会(JDP)は、各種のデザイン、設計、芸術に関する知識や技術のスキルの水準が一定以上であることを認定し、資格を与える機関です。
これらの資格は各種デザインにおいてそれぞれのスキルを求める企業で、人材の採用時や仕事の発注時に役立つ判断基準となります。また資格取得した人にとっては、就職活動時やクライアントへの営業、勤務する会社でスキルのアピールにつながります。
またフリーのデザイナー、自宅開業の教室やカルチャースクールでの講師活動も可能です。
2、資格を取得する方法は?
2‐1 資格の種類
豊富にそろった資格の種類は6つに分けられます。
資格の種類 |
資格名 |
インテリアデザイン |
空間ディスプレイデザイナー®、インテリアデザイナー、インテリアアドバイザー |
建築模型・CAD |
実践建築模型認定試験®、CADデザインマスター®認定試験 |
WEB・広告デザイン |
ホームページWEBデザイナー、SEOマーケティングアドバイザー、POP広告デザイナー |
ハンドメイド・クラフトデザイン |
ハンドメイドマスター、コールド・プロセスソープマイスター、ニードルフェルトデザイナー、キャンドルデザイナー、スウィーツデコデザイナー、クリスタルデコデザイナー®、レジンアートデザイナー、ビーズアクセサリーデザイナー、日曜大工士 |
ファッション・カラーデザイン |
ファッションデザイナー、カラーアドバイザー、ネイルデザイナー |
趣味 |
レターライター、鉛筆デッサンマスター®、フラワーアレンジメントデザイナー、盆栽士、水彩アーティスト®、カリグラフィーデザイナー、アクアリウムクリエイター、スクラップブッキングデザイナー |
ファッションに関する資格はもちろんのこと、建築関係や広告、インターネットに関する資格も大変豊富にそろっています。
中には「スウィーツデコデザイナー」「盆栽士」「スクラップブッキングデザイナー」など、これまで見られなかったような資格もあります。
2-2 資格取得までの流れ
①日本デザインプランナー協会のホームページで受験の申し込みをします。
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②その後受験票、試験問題、解答用紙が自宅に送られてきます。受験料(10,000円(税込):認定校を卒業している場合は10%割引)は代金引換で支払います。
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③受験は在宅で行います。受験日は設定された試験期間内であれば、都合の良い日、時間を選べます。尚、合格基準は正解率70%となっています。
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④解答後、試験問題に同封されている返信用封筒で、日本デザインプランナー協会に送付します。
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⑤決められた合否通知日以降に、ホームページ上で合否確認をします。
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⑥認定試験に合格すれば資格取得となり、希望者には合格者専用ページにて合格認定証(有料)、認定カード(有料)が発行されます。
認定試験は2カ月に1回実施されているので、受験できるチャンスが年に6回あるということになります。
3、日本デザインプランナー協会の口コミや評判、評価は?
3‐1 自分のペースで受験できる
受験まではインターネットでの申し込み、配達時の代金引換、在宅受験など全て自宅で対応できます。特に在宅受験は自分の都合に合わせて行えるので、忙しい人には自分のペースで落ち着いて受験できると良い口コミが寄せられています。
3‐2 履歴書に記載できて認定カードで更にアピールしやすい
クリエイティブな分野の業界ではその能力がなかなか評価されにくいものです。日本デザインプランナー協会で資格が取得できれば、合格認定証や認定カードの発行が可能なため初対面の人にもアピールしやすいと評判です。
資格を取得した人の中には、「これまで作品以外に自分の能力を証明できる方法がなかったが、履歴書での記載や認定カードでアピールができるようになった」「名刺の肩書きに資格名を入れるだけで渡した相手の反応が違う」との口コミも見られます。
3‐3 自分に自信が持てるようになった
資格を得たことで自信が持てるようになったという人も多く見られます。デザイン関連の仕事をしている人からは、「社内で自分のデザインプランが自信をもって提案できるようになった」という口コミもありました。
3‐4 キャリアアップにつながる
見る人によっては正当な評価がされにくいデザイン業界。そのことから「資格が取得できたことは他の人との差別化になってキャリアアップにつながる」と喜ぶ人の口コミがあります。
3‐5 企業やクライアントからも好評
仕事の依頼をするクライアント全てがデザインについてのノウハウを理解しているとは限りません。また優秀な人材を求める企業側の採用担当者も同じでしょう。
そのため日本デザインプランナー協会の資格は、提案に応じるかどうか、採用するにふさわしい人材かどうかを決める良い基準になるとクライアントや企業からも好評を得ています。
3‐6 独立後も有利
デザイン事務所などを立ち上げ独立した人からは、「資格を持っていることは初対面の人から安心感や信頼感を持ってもらえる」「ほとんどの顧客はデザインに対して素人であるため、客観的でわかりやすい資格があるととても有効」など、肯定的な口コミが寄せられています。
3‐7 受験のチャンスが年6回ある
在宅受験も大きなメリットですが、多くの資格試験が年1回である中、日本デザインプランナー協会の受験のチャンスは偶数月で年6回もあることも評価が高い点です。
しかも試験期間は毎回20日~25日と余裕があるので、「都合の良い日と時間帯が選べる」と、特にスケジュール調整が難しい人からは良い口コミが見られます。
4、日本デザインプランナー協会の各資格に対する口コミ、評判、評価
日本デザインプランナー協会の資格を取得したことで、大きく前進できた人や、仕事に自信をもてるようになったという人もたくさんいます。そんな方たちの口コミを集めてみました。
4‐1 フラワーアレンジメントデザイナー
「以前から趣味で続けていたフラワーアレンジメントですが、この資格を取ったことが自宅で教室を開き講師になる良いきっかけになりました」
「すでに講師の仕事をしていましたが、この資格を肩書きにできたことで生徒さんからの信頼がより得られるようになりました」
4‐2 ビーズアクセサリーデザイナー、レジンアートデザイナー
「ハンドメイドマーケットにビーズやレジンの作品を出品してきましたが、自己流だったためなかなか売り上げが伸びませんでした。でもこの資格を取って基礎知識や技術を身につけられたのでこれからが楽しみです」
4‐3 日曜大工士
「ホームセンターに勤めています。これまでDIYブームで多くのお客様にいろいろ質問されても、中途半端な知識しかないため自信をもって答えられませんでした。しかし日曜大工士の資格を持った今では基本知識が身につき、自身をもってきちんとした対応ができるようになって仕事が楽しくなりました」
4‐4 インテリアデザイナー
「デザイナーという仕事はどの業界でも評価が難しい仕事です。インテリアデザイナーの資格を取得してからは他のインテリアデザイナーさんとの差別化ができて、名刺を受け取ったクライアントからも好評です」
4‐5 ファッションデザイナー
「アパレルショップで販売の仕事をしています。ファッションが好きでこの仕事を始めましたが、お客様によっては自分より洋服に関して詳しい方がいて、うまく応対ができず接客が嫌になりかけていました。でもこの資格を取ったことで、デザインや生地について説明できるようになり自信が持てるようになって今では楽しく仕事をしています」
5、まとめ
デザインの仕事にはセンスが欠かせません。しかしそのセンスを活かすには、当然のことながら他の職業と同様に基本的な知識や技術を身につけることが大変重要です。
日本デザインプランナー協会は「これまでなかなか仕事に自信が持てなかった」「納得がいく評価が受けられず悩んでいた、」「趣味とは言え基本知識を学びたい」といった人たちに、大きな一歩を踏み出せるような資格を与えている機関です。
またその受験方法は、毎日忙しいという方にこそぴったりな方法なので、今まで資格取得をあきらめていた人たちから高評価を得ています。
資格取得後も「仕事に自信がもてるようになった」「思い切って開業する(フリーになる)きっかけになった」「就職活動の役に立った」など、良い口コミが多く寄せられています。
ぜひあなたも今後の目標のために、日本デザインプランナー協会の資格取得を検討してみてはいかがでしょうか?