結婚披露宴やパーティーの司会進行役を務めるのがブライダル司会者。ブライダル司会者は事前に新郎新婦からの要望や進行について入念な打ち合わせをして、披露宴が新郎新婦にとって最高の思い出になるような演出をしながら進行を行います。
ブライダル司会者はただ披露宴の進行をすれば良いという訳ではなく、紹介する祝電の名前や来賓者の出席の確認、場を盛り上げる雰囲気作り、感動を誘う演出、予定外のハプニングへの対応、状況に応じたアドリブなど、会場の空気を読む力と会場に出席されている方への気配りができる力が求められる仕事と言えます。
司会者としての基本的な能力として、正しい発生、声のトーン、言葉遣いなど、聞き手に不快感を与えない喋りが求められ、その為に発生練習を怠らず、常日頃から話をするコミュニケーション作りに心掛けています。また、司会進行役にとって時間配分の調整は重要な役目をしており、タイムケジュール通りに進行しているかどうか、また微調整を自然に出来る事が司会者の腕の見せ所でもあます。
新郎新婦にとって一生に一度の結婚披露宴が淀みなく進行していく為には、司会者は必要不可欠であり、披露宴の演出の盛り上がりも司会者によって大きく左右される為、重要な役割を担っている仕事です。
ブライダル司会者の働く業界
結婚式場、ホテル、司会者専門プロダクションなどで活躍をされていますが、派遣やフリーランスとして働く方も多く存在します。またブライダル司会者は結婚披露宴だけに留まらず、それ以外の司会も行っている方が多くみえます。
ブライダル司会者になるには
ブライダル司会者が働く際には、特に必要な資格はありませんが、(般)ブライダル司会進行協会が認定する司会者ムヌールコンセイユや日本サービスマナー協会が認定する司会者養成講座認定などを取得していると就職に有利でしょう。
ブライダル司会者になりたいなら、司会者養成スクールなどに通い、発声、発音、言葉遣いなど司会者としての基本的な知識やテクニックを身に付けて、資格を取得するのが一番でしょう。