水彩画インストラクター資格とは？

資格取得は自身の強みになり、仕事や趣味に活かして活躍の場を広げるきっかけにもなります。

水彩画インストラクターは、絵を描くのに必要な知識を学び絵が上手く描けるようになるのはもちろん、心に安らぎを与えてくれる資格の一つです。

水彩画インストラクターとは

水彩画の書き方の基本や技法、絵を描くときに必要な構図の取り方やデッサンなど、上達するための応用的なスキルを保有している人に認定されるのが水彩画インストラクター資格です。

日本インストラクター技術協会（JIA）が発行しており、人への指導を中心とした各スキルが一定以上ある証明になります。

資格取得後は、履歴書に記載しキャリアアップに繋げるだけでなく、教養が深まり趣味としても水彩画の奥深さを楽しめるでしょう。

水彩画インストラクターが活用できる職業

資格取得後に活かせる職業について紹介します。

絵を描く仕事に就く

水彩画の知識や技術を活かし、イラストレーターなど絵を描く仕事での活躍が可能です。

資格やコンテストの入賞歴などは客観的にスキルを証明できるので、仕事を受けやすくなるでしょう。

自身の表現したい世界や顧客の要望を作品として作り上げられるように、知識や技術を磨く努力が欠かせません。

水彩画講師になる

資格取得の過程で得た水彩画の専門知識を活かし、講師として活動できます。

水彩画の魅力を伝えたい方は、自宅やカルチャースクールで絵画教室を開くのはいかがでしょうか。

活動が軌道に乗ると独立開業できるほか、休日のみ活動する副業としても有効で様々な働き方が可能です。

芸術に関わる仕事に就く

水彩画の資格は、アートや芸術に関する仕事全般で生かせるため、水彩画の道具を扱う一般企業などへの就職も可能です。

水彩画インストラクターを取得する方法

水彩画インストラクター資格を取得する方法は主に2つあります。

一つは日本インストラクター技術協会が実施する認定試験に合格する方法、もう一つは協会認定の通信講座の特別講座を受講してコースを卒業する方法です。

以下は、日本インストラクター技術協会が実施する水彩画インストラクター資格の試験概要です。

受験料	10,000円（税込み）
受験方法	在宅受験
合格基準	70％以上
申込方法	協会の公式サイトの資格ページから

申し込みと受験が在宅で可能なため、試験会場に足を運ぶ必要がなく、気軽に受験できる点が魅力です。

試験は偶数月に年6回開催されており、受験資格も特にないため、誰でも挑戦できます。

一方、協会認定の通信講座には「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」が実施しているものがあります。

これらの通信講座は、特別講座に試験免除となる卒業課題が付いており、特別講座を受講して課題を提出すると水彩アーティスト®資格が認定されます。

協会認定の通信講座は、資格に合わせたカリキュラムが用意されており、隙間時間に自分のペースで学習が進められるため、効率的に試験対策を行いたい方におすすめです。

自身の状況に応じて、通信講座の利用を検討してはいかがでしょうか。

水彩画インストラクター

水彩画インストラクターを取得できる通信講座

水彩画インストラクター資格を取得できる通信講座には「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」のものがあります。

どちらも協会認定の通信講座で、通常講座と特別講座が用意されており、特別講座を受講し終えると試験免除となります。

2つの認定講座の違いや特徴を下記にまとめてご紹介します。

水彩アーティスト®W資格取得講座 ｜ 諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングでは「水彩アーティスト®W資格取得講座」の中に、水彩画インストラクター資格取得に向けた教材が含まれています。

基本講座の内容は以下の通りです。

対象となる資格	水彩アーティスト® 水彩画インストラクター
受講料	59,800円 分割：3,300円×20回（初回4,276円）
受講期間	6ヶ月（1日30分の勉強想定） 最短2ヶ月
添削回数	5回

基本講座受講後は、自身で試験費用を別途負担して、試験に申し込み合格する必要があります。

初期費用を抑えながら、専用のテキストでプロの添削を受けられ、独学より効率よく学習できる点が魅力です。

一方、スペシャル講座の内容は以下の通りとなっています。

対象となる資格	水彩アーティスト® 水彩画インストラクター
受講料	79,800円 分割：3,800円×24回（初回3,891円）
受講期間	6ヶ月（1日30分の勉強想定） 最短2ヶ月
添削回数	5回+卒業課題1回（資格試験免除）

スペシャル講座は試験免除を受けられる講座で、基本講座の内容に卒業課題が付いています。

卒業課題の提出により、水彩画インストラクター資格と水彩アーティスト®資格が認定されます。

基本講座と比較すると費用が2万円アップしますが、分割払いも可能で短期間で確実に2つの資格が取得できる点を考慮すると、受講する価値は十分あるでしょう。

水彩アーティスト®W資格取得講座

水彩画資格取得講座 ｜ SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンでは、「水彩画資格取得講座」の中に、水彩画インストラクター資格取得に向けた教材が含まれています。

基本コースの内容は以下の通りです。

対象となる資格	水彩アーティスト® 水彩画インストラクター
受講料	59,800円
受講期間	6ヶ月（1日30分の勉強想定） 最短2ヶ月
添削回数	5回

こちらの基本コースにも資格試験免除となる卒業課題は付いていません。

資格取得のためには、別途自身で受験料を負担して試験に合格する必要があります。

初期費用を抑えて試験対策を効率よく行いたい人におすすめです。

一方、プラチナコースの内容は以下の通りです。

対象となる資格	水彩アーティスト® 水彩画インストラクター
受講料	79,800円
受講期間	6ヶ月（1日30分の勉強想定） 最短2ヶ月
添削回数	5回+卒業課題1回（資格試験免除）

こちらが試験免除を受けられる特別講座です。

卒業課題の提出により、水彩アーティスト®資格と水彩画インストラクター資格が認定されます。

水彩画資格取得講座

同時取得できる水彩アーティスト®とは

2つの特別講座で水彩画インストラクター資格と同時取得できる水彩アーティスト®資格は、日本デザインプランナー協会（JDP）が発行している資格です。

資格を保有する人は、水彩画の基礎知識や技法、構図の考え方に関する知識があると証明されます。

水彩アーティスト®

水彩画インストラクター資格で様々な世界を表現しよう

水彩画インストラクター資格は、絵を描く際の基本を習得して絵がうまくかけるようになるだけではなく、仕事にも活かせます。

資格取得後は、趣味として水彩画を楽しむのはもちろん、水彩画の講師としても活動できます。

水彩画は透き通るような美しさが魅力で、年齢や国籍を問わず誰もが楽しめる芸術品です。

資格で知識や技術を身に付け、自分ならではの世界を表現しましょう。